茂木 大輔 [客演指揮者]

茂木大輔 客演指揮者ミュンヘン国立音楽大学大学院修了(オーボエ専攻)、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団などで首席オーボエ奏者に客演するほか、ヘルムート・リリンクのもとバッハ演奏を集中的に学び、世界各地への演奏旅行などに参加。1986年からシュトゥッツトガルト・フィルハーモニー管弦楽団の第1オーボエ奏者を経て、1990年から30年に渡りNHK交響楽団首席オーボエ奏者を務め、2018年、その功績によりN響より「有馬賞」受賞。

1996年からは指揮活動も開始。オーケストラの楽器やバッハの教会音楽、ベートーヴェンのシンフォニーなどの解説コンサートで全国的に活躍の一方、二ノ宮知子「のだめカンタービレ」原作に取材協力、自ら企画・指揮する「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」を全国展開。

2019年3月にN響を定年退職するとともに、専業の指揮者としての活動を開始した。

現在までに仙台フィル、山形交響楽団、アンサンブル金沢、東京フィル、名古屋フィル、セントラル愛知交響楽団、京都市響、日本センチュリー交響楽団、兵庫PAC、広島交響楽団、九州交響楽団、琉球交響楽団、シエナ・ウインド・オーケストラなど多数の団体を指揮している。
山下洋輔・筒井康隆をはじめジャズ、文学とのコラボレーション、作曲、即興、「N響アワー」「ららら・クラシック」「DJクラシック」「たけしの誰でもピカソ」「NMBとまなぶくん」などテレビ・ラジオへの出演、NHKカルチャーを始めとするレクチャー、音楽史研究、楽譜研究など活動は硬軟含めて極めて多岐に渡っている。
N響在団中の2009年より、4年間にわたって東京音楽大学および大学院にて指揮を学び、2013年卒業。指揮を故岩城宏之、および外山雄三、広上淳一、田代俊文、三河正典の各氏に師事。

現在東京音楽大学指揮科助教。
執筆でも知られ、「公共録・N響で出会った名指揮者たち」(音楽之友社)など多数の著書がある。

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